20代でお金の勉強を始めることは大切です。
なぜなら学校ではお金に関することをほとんど教えてくれないからです。
大学に行くと数多くの一般教養を学べますが、お金に関しては学術的なことしか学べないため実践的な知識はイマイチ身につきません。
これからなぜお金の勉強を20代ですべきなのか詳しく解説するので、お金の基礎知識について不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
20代で「お金の勉強」はやっておくべき?
お金の勉強は早くから始めたほうがいいです。
20代になると自分1人で様々な契約ができるようになります。
大学に進学した人なら1年生の時に大学生協などでクレジットカードを作るよう勧誘されるでしょう。
簡単に作れてしまうクレジットカードですが、与信の仕組みやリスクなどお金の基礎知識がなければ正しく利用できません。
リボ払いを利用すると利息の支払いに困る危険性があります。
他にも不用意にカードローンや後払いアプリといったトラブルを引き起こしやすいサービスに手を出しかねません。
親元から離れ、未知のリスクにさらされないように20代になったらすぐお金の勉強をすべきです。
20代で「お金の勉強」をやっておいたほうがいい理由
お金の勉強を20代で始めたほうがいい理由はいくつもありますが、代表的なものはお金に対する意識が高まることです。
月々どれだけお金を使って、いくら収入があるのか細かく見るようになるので、無駄な出費が減ります。
とくに金融に関する知識は家計を支えるのに貢献してくれます。
安易に分割払いに頼らなくなり、資産形成や自分への投資に意欲的になるでしょう。
品物やサービスの価格が動くことに意識が向くことも人生にとって大きなプラスになります。
何か購入する際は、その商品やサービスの価格推移を調べて安い時期に購入できます。
大学生や社会人になると、マルチまがいと投資詐欺が組み合わさったような悪質な詐欺に遭うことがありますが、お金の知識があれば被害を未然に防げます。
人生を大海原に例えるなら、お金の知識は羅針盤になってくれるでしょう。
「お金の勉強」についてのリアルな声
お金の勉強を若いうちからやらなかったことを後悔する人は少なくありません。
自分で勉強しようと思わない限り、学べる機会がほとんどないため、知識を持たないまま年を重ねる危険性があります。
また、住宅ローンなど大きい借入をする時にお金の知識があると交渉が上手くいきやすいというのは魅力的でしょう。
正しいお金の知識を身につけることで様々なチャンスを増やせます。
20代で「お金の勉強」をする際の注意点
20代でお金の勉強をするならセミナー詐欺に注意してください。
いわゆる意識高い系の20代を狙ったセミナー詐欺は昔からあり、今なお問題になっています。
知名度の高いインフルエンサーの言葉を鵜呑みにしないよう注意しましょう。
20代の若者に10万円以上のセミナー費用を請求するのは一般的ではありません。
高額な投資セミナーやネットの情報商材には手を出さないでください。
1人の意見だけ聞いて、それが真実だと思い込むことも危険です。
たとえば投資のやり方はいくつもあり、どれが正解かはケースバイケースです。
数多くの専門家の話を聞いて、どの理論がどういったケースに当てはまるのか色々考察してみましょう。
知っているだけの知識から、実践的な使える知識に変わります。
20代でやるべきことはお金の勉強?:まとめ
20代でお金の勉強をすることは十分に価値のあることです。
人生に大きなプラスの影響をもたらしてくれるでしょう。
普段のお金の使い方から、将来の資産形成にまで、お金にまつわるあらゆるシーンで役に立ちます。
実践的で効果的なお金の知識を学ぶためにはコンスタントに勉強することが大切です。
経済学の全てを学ぶ必要はありませんが、経済状況を少しでも正確に捉えることができれば、無駄な出費を抑え資産を築けるようになるでしょう。
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