大人として独立できる年齢であり、なおかつ若さも持っている20代。
そんな年代には、後になってやっておけばよかったと上の年代から言われることも多くあります。
そうしたものは多岐にわたりますが、では人生の一大イベントである「結婚・出産」についてはどうでしょうか。
20代でやっておくこと、結婚・出産はどうなのか?ということについて解説します。
20代で「結婚・出産」はやっておくべき?
この問題は非常に難しく、結論から言うとネットなどでも必ず賛否両論になることが多いものです。
特に現代の日本においては少子晩婚化が進み、一般的には20代の結婚・出産は早いととらえる人も多いようです。
ですが一方で出産は基本的に若い年代のほうが良好であることや、老後などを考えると20代が良いという意見も根強くあります。
そこでここでは、まずは結婚・出産に関してポジティブな側面から見ていくことにしましょう。
20代で「結婚・出産」をやっておいたほうがいい理由
出産にメリットが多い
出産は基本的に体力を使い、妊婦に負担がかかるものです。
なのでできるだけ体力のある若いうちのほうが良いとされ、また妊娠のしやすさやリスクなどにおいても若いほうが良いと言われています。
若いうちから暮らしが安定できる
ある程度年齢を重ねてからの婚活はなかなか難しいものがあります。
相手も少なくなっていきますし、婚活するだけの元気もなくなっていきます。
しかし若いうちに結婚して家庭を持てば安定も早く、年を取ってから慌てることもありません。
子供が独り立ちするまで元気でいられる
子供が大きくなって独り立ちをするまで、おおよそ20年くらいと考えると、20代で結婚していればその時でもまだ40代です。
あまり結婚・出産が遅いと子供が大人になるまでに自分も老いてしまい、子供の面倒を見てあげられなくなる可能性もあります。
「結婚・出産」についてのリアルな声
全体としては20代の結婚・出産を一般論として良いとはしているものの、現実的には難しいという意見が目立っている印象です。
ただ実際に20代で結婚した人の意見では、やはり生活が早めに安定できて現在余裕を持てているというものもあります。
他にも、30代以降の結婚が難しいという意見や、20代にできなかったことを後悔しているという意見もありますね。
20代で「結婚・出産」をする際の注意点
出費についてあらかじめ計算しておく
結婚ももちろんですが、出産にはかなり費用が掛かります。
夫婦ともに20代だとそれほど貯金に余裕がないことも多いので、その時になって慌てないよう、親の援助なども含めて考えておくようにしましょう。
復職希望の場合は難しいことも
女性の場合、仕事をしているならば出産で休職、場合によっては一時退職ということもあるかもしれません。
ただ現在の日本ではまだまだ出産した女性の復職は難しいと言われることもあるので、希望する場合にはあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
将来設計もきちんとする
20代の結婚・出産は子育てに余裕が持てるというメリットがあります。
しかしその一方で子供が独り立ちをした後も、人生にかなりの余裕が出るということでもあります。
目的を見失ってしまわないよう、その後の計画もきちんとしておいたほうが良いでしょう。
20代でやるべきことは結婚や出産?:まとめ
日本において20代の結婚・出産にはメリットもデメリットもあり、賛否両論の状態です。
今後、少子化を踏まえてサポートや法整備なども進んでいく可能性はありますが、自分たちで目的意識を持って行動していくことも大切です。
メリットも多い20代の結婚・出産その恩恵をきちんと受けるためにも、事前の準備はしっかりしておくのが良いでしょう。
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